2014年2月17日および18日に東京で開催される国際サイバーセキュリティカンファレンス「CODE BLUE」事務局の篠田佳奈氏に、CFPの論文審査状況などについて話を聞いた。

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まだ全講演者の半分程度しか決定していない CODE BLUE だが、11月8日から開始した早期割引登録に、すでに約100名の登録があったという。12月11日現在確定している講演者と講演内容は下記の通り。


・ジェフ・モス

Black Hat & DefCon 創立者、ICANN最高セキュリティ責任者、米国国土安全保障アドバイザリーボード

(講演内容未定)


・クリス・イーグル

米海軍大学校にて上級講師

「CTF: クールな奴らは皆やってるよ」


・スクハー・リー

韓国ハッキングチーム「Wiseguys」メンバー

「リナックスに置ける様々なリモートエキスプロイト手法」


・下垣内 太

大阪データ復旧株式会社 代表取締役

「ハードディスクのディザスタリカバリとファームウェア改竄攻撃への対応策」


・大坪 雄平

2010年警察庁情報通信局情報技術解析課、2012年からNISC出向

「o-checker:悪性文書ファイル検知ツール〜ファイルサイズからにじみ出る悪意(仮)」


・イゴール・スコチンスキー

Interactive DissasemblerとHex-Rays Decompilerの主要開発者、iTunesのDRM解除と初期のKindle端末のハックで有名

「インテルのマネジメントエンジンの秘密」


・クリス・ヴァラセク

IOActive社セキュリティインテリジェンス部門リーダー

「車載ネットワークと制御ユニットの冒険」


なお、全講演者は2014年1月中旬発表の予定。


また、 CODE BLUE スポンサーとして、株式会社カスペルスキー、株式会社日立システムズ、株式会社ラック、NTTコミュニケーションズ株式会社、ネットエージェント株式会社、株式会社FFRI、楽天株式会社、サイボウズ・ラボ株式会社、パナソニック株式会社解析センター、デロイトトーマツリスクサービス株式会社、SCSK株式会社 の11社が名乗りを上げている。


取材時は、開催準備で若干やつれた印象の篠田氏だったが、CODE BLUE 開催の目的を問うと、「US の BlackHat のような、専門家同士の情報交換と交流を促進し、成果発表の場として多くの研究者が憧れるような場をなんとしても日本に作りたかった」と強い口調で語った。


海外では、BlackHat カンファレンスで講演したエンジニアや研究者は、昇進やボーナスを得たり、転職時の研究実績としても高く評価される。今後 CODE BLUE をそのようなブランドとして篠田氏が育てていくことで、日本国内におけるサイバーセキュリティ専門家の権威と地位向上も図っていきたいという。


また、現在エクスプロイトや攻撃技術に関して、表だった情報交換が行われているとは言えない国際的に遅れた日本の状況も、健康な議論がなされる状況に変えていきたいという。


なお、当日会場で登録すると45,000円の CODE BLUE 入場料が30,000円にディスカウントされる早期割引登録は2014年1月5日 日曜日まで実施している。


(高橋 潤哉)